道真公、不遇の最期と大空を越えた梅の木の想い。
千年前の梅と現代の梅。その花の色は同じだったのでしょうか?
新年の蕾と去年の枯れ葉に見る、本来の「新しさ」とは?
私たちは「人生の旅人」。立ち止まっている時間はないはずです。
夕暮れどきの機中、海原を望むその窓に見たものとは?
失われた古《いにしえ》の情景がはたして見えてくるでしょうか?
「季節はずれ」の蝶と「季節はずれ」の花。そこにある想いとは?
滑走路を穿つ轟雷一閃。空港と樹上、それぞれの狂想曲。
地下に広がるきらびやかな繁華街。過去の住人たちは何を思う?
陰鬱な雨空に閉じられた門戸。まさに今、開くべき門とは?
絶唱「代悲白頭翁」、半死の白頭の翁は憐れむべきや否や。
今、目の前にある赤い林檎は、はたして本当に赤いのでしょうか?
ある春の日、満開の桜に見た「終わり」と「始まり」の物語。
「漢詩講座」・「漢詩徒然草」目次
森羅万象、あらゆるものの時間が停止する凍結の世界。
「詩」とは何だと思いますか?
光陰矢の如し。しかし、本当にそれを決めているのは?
その鐘の音は、あなたにはどのように聞こえるのでしょうか?
満天の星空に聴こえてくる音。五感が錯誤する詩の世界。
「願い星」はいったい何を願っているのでしょうか?