煎り酒

澤田 珠音
2022/6/22
みなさん、こんにちは〜
続々と梅雨入りの声が聞こえてくる今日この頃。気分も食事もさっぱりいきたいところですね!
そんなわけで今回は、梅干しを使ったこの時期にぴったりの調味料「煎り酒」《いりざけ》をつくります。
梅干しから煮出される程よい酸味と塩味、そして日本酒と昆布のコクと旨味。主張しすぎず、それでいて完璧なバランスで、何にでも良く合います。
これまで知らなかった素材の味を教えてくれること請け合いの、そんな引き立て役のカリスマは室町時代からご活躍。きっと私たちのDNAが覚えているその味を、ぜひ一度お試しください!
まずは調理動画をどうぞ!
【 材 料 】
日本酒 500㎖
昆布 10㎝角
梅干し 5個 (昔ながらのしょっぱめ使用)
※日本酒は純米酒がおススメ
※梅干しの塩分や大きさによって量を調整してみてください
【 作り方 】
1,下準備
日本酒に昆布を一晩浸けておきます。
2,煮切る
1)お箸などで数か所穴を開けた梅干しを1,にいれて弱火にかけます。

2)沸騰直前で昆布を取り出し、さらに10分ほど火にかけます。

3)半量ほどに煮詰まったら、火を止めてそのまま冷まします。

3,できあがり
梅干しを取り出し、清潔な容器に移して完成!
※冷蔵庫で2週間ほど保存可能です。
お刺身や冷奴、揚げ物や素麺のタレはもちろん、オリーブオイルと合わせたドレッシング風で、サラダやパスタにも!
お醤油や白だし代わりに、ご活用ください〜