福豆の呉汁風
皆さま、遅ればせながら‥
あけましておめでとうございます!
本年も、尼僧ともども精進ごはんコーナーをどうぞよろしくお願いいたします〜
さてさて。今年もあっという間にお正月が過ぎて、早や節分が目前という時の流れの容赦なさ。こうなりますと容赦なく歳もとるわけで‥笑
そこで今回は、きっと尼僧だけではないはず!節分に発生しがちな「年々、歳の数の福豆を食べるのに苦労する問題」を解決するべく、福豆を「飲める化」いたしました。
お豆そのままより断然消化がよく、お野菜もモリモリ食べられる、まさに健康祈願にぴったりなメニュー。
炒り大豆のコクと香ばしさ、そして野菜の旨味を、お味噌がさすがの包容力でまとめ上げる!
味も栄養も満点な、身体に優しい一椀です。
福豆パワーを余すことなく飲み干して、どうぞ今年もお元気にお過ごしくださいませ〜
立春大吉!
まずは調理動画をどうぞ!
【 材 料 】4人分
福豆(炒り大豆) 80g
熱湯 400㎖
大根 180g
人参 50g
ごぼう 50g
しいたけ 2〜3枚
かぼちゃ 150g
塩 ひとつまみ
サラダ油 大さじ1
昆布出汁 500㎖
味噌 大さじ2〜3
七味などお好みの薬味
【 作り方 】
1,下ごしらえ
福豆(炒り大豆)に熱湯をかけ、そのまま一晩(半日)置いておきます。
2,具材の準備
大根、人参、かぼちゃは3〜5㎜の厚みで食べやすい大きさに切り分けます。
椎茸も5㎜ほどの厚みにスライス。(※かたい軸の部分は薄めに)
ごぼうは厚めのささがきにして、さっと水にさらします。
3,福豆の飲める化
ブレンダーなどを使い、 1, の大豆を浸してある水ごとすりつぶしておきます。
4,旨味アップの炒め煮
かぼちゃ以外の具材を鍋に入れ、塩とサラダ油を加えて中火でじっくり炒めます。
ごぼうがしんなりしたら昆布出汁を加え、蓋をしてそのままコトコト煮ていきます。
5,仕上げ
4 , の根菜類に火が通ったら、かぼちゃと3 , の飲める化した福豆を加えます。
ひと煮立ちしたらアクを取り除き、かぼちゃに火が通ったのを確認して火を止め、味噌を溶き入れると完成です!
※全体の味が変わってしまうので、かぼちゃは煮崩れないように注意してくださいね。
こんにゃくや里芋、油揚げなど‥具材はご自由に!
七味や柚子など、お好みの薬味でお楽しみください〜