水晶豆腐

澤田 珠音
2021/8/22

皆さん、こんにちは〜!

お盆も過ぎて夏の暑さも終盤戦。そろそろサライも聞こえてきそうな少し切ない季節には、美味しいもので元気をつけたいところです!

そんなわけで今回は、見た目にも涼やかなお豆腐を使った一品をご紹介いたします。

絹ごし豆腐を、優しく‥優しく‥手をかけて調理いたしますと、その優しさに応えてくれるかのように麗しく仕上がってくれますよ。

とぅるん、とぅるんと、お口に吸い込まれていくような食感で、暑い季節にもしっかり食べることができる冷たいあんかけ水晶豆腐。残りわずかな夏と一緒に、ぜひお楽しみください!

まずは調理動画をどうぞ!


【 材 料 】2人分

豆腐      300g
えのき     20g
きゅうり    20g
みょうが    1本
昆布出汁    300cc
薄口醤油    大さじ1
みりん     大さじ1
塩       ひとつまみ〜
片栗粉・水   各大さじ1
お好みの薬味など


【 作り方 】

1,下ごしらえ

えのきは3cmほどの長さに切り、ほぐしておく。
茗荷は縦半分にして、斜めに薄切り。その後さっと水にさらしてザルにあける。
きゅうりも他の野菜と大きさがそろうように細切り。

2,野菜あん

1.お鍋に、えのきと昆布出汁、調味料を全て入れて中火にかけます。(味の調節は、お塩でどうぞ〜)
2.沸騰したら鍋を火からはずし、水溶き片栗粉を入れます。
3.再び鍋を中火にかけ、かき混ぜながらひと煮立ちさせます。
4.とろみがついたら火を止め、きゅうりと茗荷を加えて冷ましておきます。

3,豆腐の水晶化

※お豆腐に取りかかる前に、3.で使うお湯をあらかじめ準備しておきましょう〜

1.豆腐を食べやすい大きさに切り、キッチンペーパーなど表面の水気を拭きとります。

2.バッドなどを使い、豆腐の全面に片栗粉(分量外)をまぶしていきます。

※余分な粉をはたきながら、各面に2度ずつ粉をまぶしていくイメージです。薄すぎず厚すぎずの衣を目指します!

3.コト‥コト‥沸くくらいのお湯の中にお豆腐を入れ約1分ほど茹でたのち、冷水にとる。

※お豆腐から水が出て、扱いにくくなってしまうので、衣をつけたら早めに茹でます。
※途中、鍋肌にくっつかないように、1度菜箸などで優しく動かしてあげてください。
※グラグラに沸騰しているお湯に入れてしまうと、衣がはがれてしまうのでご注意を〜

4,仕上げ

たっぷり野菜あんをかけ、お好みの薬味を乗せたらできあがり!

※豆腐は冷水に長時間さらし過ぎると衣の食感が悪くなるので、粗熱がとれたら引き揚げてあげます。
※薬味は、追い茗荷や紫蘇、おろし生姜などお好みで。

寒い季節には、旬の野菜を使ったり、もちろん暖かいままでも美味しいです。
絹ごし豆腐は口あたりが良いのですが、取り扱いが不安な場合は、水切りをしたり、木綿豆腐を使っても!
自由形でお楽しみくださいね〜

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