大根餅

澤田 珠音
2023/12/31

みなさん、こんにちは〜
あっという間に今年も終わろうとしていますが、お変わりありませんか。

さて今回は、冬に美味しいお野菜の代表格!大根をまるごと味わい尽くします。
大根を皮ごと具材にするのはもちろん、生地の上新粉を糊化させるための水分も大根のみ。まさに余すところなく大根の優しい甘味を堪能できますよ。

そして、少しでも茎や葉っぱの付いている大根が手に入りましたら、ぜひ具材として加えてみてください。ほんの少しの苦味が甘味を引き立てて、奥深い味わいにしてくれます。

大根餅の作り方は、蒸して塊にした生地を切り分けて焼くのが本来の手順ですが、今回は少量なのでお手軽に焼くだけで大丈夫。

表面はカリッと、中はモッチモチ。さらに、そのモッチモチの中から大根のジュワッ。
たまりませんよっ!!

葉っぱも根っこも、苦いも甘いも、大根をまるごと味わいながら、今年の1年間を振り返ってみるなんていかがでしょうか〜

まずは調理動画をどうぞ!

【 材 料 】

直径20cm(角形なら18×18cm)程度のフライパン1枚分

大根     300g
大根の葉   20〜30g
干椎茸    3枚
塩      小さじ0.5
上新粉    100g
片栗粉    30g
ゴマ油    適量

【 作り方 】

1,下準備

干椎茸を水で戻しておきます。
※戻し汁は今回のレシピには使用しないので、他のお料理にご活用くださいね。

2,具材の準備

1)干椎茸は石づきを除いて、傘も軸もみじん切りにします。
2)大根の葉もみじん切り。
3)大根は半分を5cmほどの長さで千切りにして、もぅ半分はすりおろします。
※千切りスライサー大歓迎!

3,生地づくり

2,の具材を全て入れたボウルに、塩・上新粉・片栗粉を加えて、よく混ぜ合わせる。

4,焼き

1)フライパンにゴマ油をひいて、弱めの中火にかけます。
2)フライパンが温まったら生地を入れ、広げながら表面を平らにします。
3)両面が焼き固まったら(片面7〜8分程度)、最後にゴマ油を追加して表面をカリッと焼き上げます。
※お好みで、小分けサイズに焼くのも、切る手間が省けてお手軽です。

5,仕上げ

食べやすい大きさに切り分けたら、できあがり!
お好みでポン酢や酢醤油、芥子などとご一緒にどうぞ〜

今年もZENzineおんさんの精進ごはんコーナーをご覧いただき、ありがとうございました。
なかなか更新できず心苦しいばかりですが、どうか来年もよろしくお付き合いのほどお願いいたします。

それでは、みなさん。どうぞ、よいお年をお迎えください!

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